W1S Super Special

 

1969 (estimated)

 

624cc

 

not clear

 

request price

 

 

 

aluminum (3mm) by one-off

 

FCR 33φ

 

made internally

 

Restored meguro works

 

semi-transistor(made by BOYER)

 

back step kit (type GB)

 

February, 2023

Model

 

Year of manufacture

 

Capacity

 

Distance

 

Price

 

Other specifications

 

- fuel tank

 

- carburetor

 

- seat

 

- instrument

 

- ignition system

 

- steps

 

- Inspection

モデル名

 

製造年

 

排気量

 

走行距離

 

販売価格

 

その他概要

 

- ガソリンタンク

 

- キャブレター

 

- シート

 

- メーター

 

- 点火系

 

- ステップ

 

- 車検期限

 

W1S Super Special(後輪 左足ブレーキ)

 

1969(推定)

 

624cc

 

不明

 

現状までの加工費用(本体込み約220万)で相談可

 

(※ノーマルパーツ別途保有)

 

ワンオフ作成(3㎜厚アルミ)

 

FCR33φ(ケイヒン製)

 

自家製

 

MEGURO WORKS製 レストア済み

 

英BOYER製セミトランジスター

 

英バックステップキット

 

2023年2月

REVISED Ⅰ

W1SをSuper Specialにした経緯について

オーバーホールと加工した箇所

パーツを交換した箇所

1969年頃生産のW1Sがベース車です。

この頃のW1Sは英車に倣ってリアブレーキ操作はブレーキペダルが左足になり、当然チェンジペダルは右足操作になります。

また、変速機も当時では5速が主流になり始めた頃で、このWは50~60年代の名残の4速です。

その4速ミッションもその当時のイギリスのトライアンフやBSAなどの様にクランクケース内にミッションが無く、

「別体ミッション」と言われるようにクランクケース後部にミッションケースがあるというものです。

それほどに英車を意識して造られたメグロK2(500cc)の後継車ですから当然、英車のメカニズムが多数残っている訳です。

しかし、W1の各パーツの品質は英車よりは格段に精度が高く、今では信頼度はたぶん比較にならないでしょう。

以前、トライアンフT120やBSAのゴールドスター(シングル500cc)、ロケットゴールドスター(ツイン650cc)も乗っておりましたが

特にBSAには手を焼きました。多少はバイクの個体差もあって当たりはずれはあったと思いますが長距離を走ろうとは思えませんでした。

そういった事情からWを“英車風カスタム”にと考えました。

W1Sは53馬力もあってそこそこは走るのですが、やはり走りにおいては英車に軍配があがります。

また、Wのオリジナルの外見ですがどこかモッチャリ感があり、英車のスタイリッシュな形には負けていると言わざるを得ません。

ただ、外見に関しては個人の見解ですから良い悪いの判断ではありません。

そこで、上記の2ポイントをアレンジしようと・・・

 

 

〇先ず走りに関しては一番早いチューンアップとしてキャブレターの変更です。

 ・ケイヒン製FCRキャブ、33φに換装。

  これだけで最高速190km/h(ノーマルは185km/h)を達成し、100km/hからの加速はノーマル車より明らかに早い反応です。

 ・そして点火系のチューンとしてセミトランジスタを入れ、イグニッションコイル&プラグに向かうコードをハイテンションコードに。

〇次は外見

 Wのモッチャリ感を消すには、ここは「カフェレーサーでしょ!?」ということで・・・

 ・アルミ製ロングタンク(15~16L)をワンオフで製作

 ・セパハン(現状は一文字)

 ・シングルシート(自家製)

 ・英車用のキットパーツを加工してバックステップに!

 ・ノートン風のビキニカウル

 ・速度計はタコメーターを外して1950年後半のメグロ製(レストア済)を装着することでアテンションアップに!

 

などなどに換装して、殆どの方は「このバイク、なんてバイクですか?」と聞かれることの多いこと!

(ノーマルパーツは基本的にほぼ保有しておりますのでいつでもオリジナルには戻せます)

こうして、走りに関しても外見に関しても英車に近づけられたと思います。

さらに英車の様に壊れることが少ない、いわゆる丈夫なエンジンを搭載していることが何よりも安心できる事ではと思います。

ただ、はっきり申しまして英車の持っている雰囲気やいわゆるオーラにはやはり勝てないのは現実でしょう。

乗ってきまして分かることと承知しております。

しかし、旧車であっても走りに不安を感じて乗るのは、やはり楽しさは半減します。

それがWを英車のムードを添えてアレンジを・・・それも「どこにもないバイク」に・・・となった経緯です。

 

1. イギリスボイヤー製セミトランジスタ点火

3. ケイヒン33φFCR

 (パイロットスクリュー、ジェットニードル、

  メインジェット等 セッティング交換)

2. RPRO製新品イグニッションコイル&

  ハイテンションコード

4. シングルシート 自家製

5. 英車用バックステップキット&ブレーキペダル

7. その他クランクケース

  クランクシャフト交換およびオーバーホール

6. GAS TANK 3mmアルミワンオフ製作&

 タンクキャップ用特殊加工給油口

9. 汎用ステアリングダンパー

13. イギリス製 バーエンドミラー&

   旧車用ヘッドライトハイロースイッチ&

   旧車用Fブレーキレバー

16. MEGURO WORKS製

   オールドメーター(レストア済)&

   ヨシカワAC製 メーターケーブル

11. POSH製プラグキャップ

12. FCR用50mm長

   ファンネル

8. Rタイヤ DUNLOP K300GP(120/90-18)

  Fタイヤ DUNLOP K300GP(100/90-19)

10. ルーカスタイプテール&

    プレートホルダー

14. 旧車用クラッチレバー&

    旧車用ウィンカースイッチ

15. ペイトン製ビキニカウル&

   マーカータイプFウィンカー&

   メッキ大径ヘッドライトボディ

 

   アルミ製ヘッドライトステー

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